【医師監修】脇のブツブツの正体とは
脇のムダ毛を処理しても、残る黒いブツブツ。お悩みの方も多いのではないでしょうか。
ブツブツの正体とは一概には言えない
脇のブツブツといっても、正体は一つではありません。考えられるいくつかのブツブツの正体をご紹介します。
毛穴汚れ
毛穴に詰まった汚れは脇のブツブツの正体のひとです。毛穴に皮脂や汚れ、古くなった角質が詰まると、汚れがたまってブツブツに見えます。皮脂の過剰分泌や自己処理の後のケア不足で毛穴が開いていると、さらに毛穴汚れがたまりやすいです。
初期の毛穴の詰まりは白いブツブツですが、汚れが酸化すると黒いブツブツに変化します。
埋没毛
脇のボツボツの1番の原因は埋没毛です。埋没毛とは、毛が皮膚の表面に出てくることができず、皮膚の中で埋まってしまっている状態を指します。埋没毛ができると、皮膚の中で留まった毛が黒いブツブツに見えます。
埋没毛の主な原因は、間違ったムダ毛の自己処理と肌の乾燥です。
毛抜きやブラジリアンワックスで無理矢理ムダ毛を引き抜いたり、カミソリを強く当てすぎたりすると、毛穴や肌がダメージを受け、肌のターンオーバーが乱れてしまいます。すると、古い角質が剥がれなくなり、角質層がどんどん分厚くなって毛穴を塞いでしまうため、肌の表面に毛が出てこれなくなってしまうのです。
また肌が乾燥していると、さらに角質層は分厚くなります。肌が乾燥した状態は、肌が本来持っているバリア機能が低下している状態です。乾燥状態が続くと、ダメージを受けやすい肌が傷つくのを防ごうとして、角質を厚くしてしまいます。カミソリで自己処理した後や脱毛の施術を受けた後に十分な保湿をしないと、肌の乾燥が進んでしまうので注意しましょう。
炎症
最後にもうひとつ考えられる原因は炎症です。ニキビによる炎症または毛嚢炎による炎症である可能性があります。
脇のボツボツに効果的な施術とは?
ハイドラジェントル
汚れや余分な角質を取り除くことによって、透明感と潤いのある美肌へと導きます。
皮脂がコントロールされるため毛穴の開きや、にきびの改善にも効果があります。
サリチル酸マクロゴールピーリング
ケミカルピーリングの一種で、サリチル酸マクロゴールの薬剤を顔に塗布して肌表面の角質を取り除きます。表皮の細胞を活性化し乱れたターンオーバーを正常化し毛穴の黒ずみや毛穴詰まりを改善します。
医療脱毛
医療脱毛はレーザー機器を使い、毛根部分の細胞や発毛組織を破壊し、永久脱毛を目指すことを前提としています。脇のブツブツの主な原因は前述の通り毛穴に毛が埋まっていることが原因の場合が多いので、お悩みの方は医療脱毛を検討することをお勧めします。
まとめ
いかがでしょうか。以上がワキのブツブツに関してのコラムです。今回ご案内した施術は当院でも大人気メニューです。お気軽にお問い合わせくださいませ。
監修医師 三浦 梢
経歴
2009年 東京慈恵会医科大学医学部卒業
厚木市立病院勤務
2011年 横浜労災病院勤務
2014年 東京慈恵会医科大学麻酔科学講座
東京都内美容クリニック勤務
2016年 済生会横浜市東部病院勤務
東京都内美容クリニック勤務
2023年 Mavie Beauty Clinic入職
資格・所属
・日本麻酔科学会認定医/専門医
・厚生労働省麻酔科標榜医
・ボトックスビスタ認定医
・ジュビダームビスタ認定医