【医師監修】ピコスポット完全攻略
年齢を重ねるにつれてシミが気になってきた方、たくさんいらっしゃいますよね。
シミ治療一つにしても複数の治療法がありますが、今回はピコスポットについて紹介します。
ピコスポットについて
ピコスポットとは、高出力のレーザーを気になるシミやそばかすにピンポイントで照射して除去する治療法です。照射時間がピコ秒と非常に短く、肌へのダメージが少ないため、ダウンタイムが少ないことが特徴です。
また、熱ではなく衝撃波による照射で、従来のナノレーザーと比較してより細かい微粒子サイズまでメラニン色素を破壊し、シミを改善します。
副作用・ダウンタイム
ピコスポット照射後は照射部位が一時的に白くなったあと薄いかさぶたになり、自然に剥がれ落ちます。かさぶたが剥がれ落ちると綺麗な肌の状態に戻ります。
ピコスポットの副作用としては、痛み、熱感、赤み、色素沈着、色素脱出、毛嚢炎、水疱形成などがあります。スポット照射後2週間はお渡しする軟膏を塗り、同時に日焼け対策を徹底して頂きます。
患部への刺激を避ければ、洗顔やメイク、入浴は当日から可能です。
ピコスポットが向いている方
ピコスポットが向いているのは、濃いそばかすなどピンポイントで無くしたいシミがある方です。レーザー治療の特徴として、薄いシミよりも濃いシミの方が反応しやいことが挙げられます。
薄いシミやソバカスはどうするかというと、ピコトーニングという治療が向いてます。回数はシミ取りよりもかかってしまいますが、最終的な肌のくすみ軽減や透明感は期待できます。
まとめ
ピコスポットは1回の施術での効果が高いので、ホームケアでは無くならない、しぶといシミにお悩みの方はぜひ一度お試しください。
監修医師 三浦 梢
経歴
2009年 東京慈恵会医科大学医学部卒業
厚木市立病院勤務
2011年 横浜労災病院勤務
2014年 東京慈恵会医科大学麻酔科学講座
東京都内美容クリニック勤務
2016年 済生会横浜市東部病院勤務
東京都内美容クリニック勤務
2023年 Mavie Beauty Clinic入職
資格・所属
・日本麻酔科学会認定医/専門医
・厚生労働省麻酔科標榜医
・ボトックスビスタ認定医
・ジュビダームビスタ認定医