【医師監修】シワができにくい人の特徴とは
顔のシワで悩まれている方は少なくないと思います。
眉間の深いシワや目元の小ジワなど、顔のシワは女性にとって大きな悩みです。
シワが増えると見た目が老けて見えるだけでなく、シワの間にファンデーションが入ってしまうことでメイクのノリも悪くなってしまいます。
年を重ねると誰もが実感するようになるシワですが、中にはあまり目立たない人もみられます。シワができにくい人の特徴をお伝えしていきます。
また、シワの種類とそれぞれに合わせたmavie beauty clinicで施術可能な治療法をご説明していきます。
シワができにくい人の特徴
シワができにくい人の特徴は次の5つです
1.顔がふっくらしている
お顔がふっくらされている方は、筋肉や脂肪でお顔にハリがあるため皺が目立ちにくいです。しかし、年齢を重ねるにつれて脂肪がたるんでくる可能性があります。その脂肪を支えるのが、表情筋です。日頃から「よく話す」「よく笑う」「よく噛んで食べる」など表情筋を使っている方はシワを防ぐことができます。
2.日常生活で表情筋をよく使っている
乾燥はシワを深くする最大の原因とも言われています。乾燥肌を防ぐためには、保湿ケアが何よりも重要です。乾燥は、冬に起きやすい肌トラブルと思われている方が多いと思いますが、実は夏も扇風機や冷房の風、汗や皮脂が多く出ることで肌の水分量が失われるため、意外と乾燥しています。そのため季節に関わらず、常日頃からの十分な保湿ケアが大切です。例えば、お水を1日2L以上飲む、スキンケアにパックを追加する、化粧水の回数をいつもより増やしてあげるなど、ちょっとしたことでも肌の水分量は上がります。
3.紫外線対策を徹底している
紫外線は1年中私たちのお肌に降り注いでいます。
シワのできにくい方は、季節を問わず日頃から紫外線対策をきちんと行っている方が多いです。1日中、自宅で過ごす日がある場合でも、窓ガラスを通り抜けて入ってくる紫外線もあるため、朝のスキンケアの工程に必ず日焼け止めを取り入れるようにしましょう。
4.十分な保湿ケアを心がけている
洗顔やクレンジング、スキンケアの際の摩擦もシワの原因となることがあります。
「クレンジングの時にはお肌をゴシゴシ擦らない」「ハンドプレスで化粧水をつける」など、お肌を傷つけないよう優しくスキンケアしている方のほうがシワができにくいです。
シワを防ぐためには、「お肌に摩擦を与えない」「UVケアで紫外線を防ぐ」「しっかり保湿すること」が重要です。
シワの種類
表情シワ

表情筋が働く際にできるシワです。顔にはたくさんの表情筋が存在します。若い頃は表情を作った時にだけシワができますが、年をとるにつれて癖がついてしまい元の状態に戻らなくなります。普段から眉間に皺を寄せてしまったり、口角を下げてしまうなど表情に癖のある方はその場所にシワができやすいです。表情シワは目尻、眉間、額、法令線などの表情筋がある場所にできます。ボトックスやヒアルロン酸注入で改善できます。
表皮性シワ(ちりめんジワ)

肌の表面にできる浅くて細かいシワです。加齢に伴い目の下や目尻などにできます。肌のターンオーバーが乱れていたり、保水力の低下、乾燥、紫外線によるダメージが主な原因で表皮性シワができます。コラーゲンブースター、ボトックスなどで改善できます。それ以外にエレクトロポレーションで定期的にお肌の水分量を高め、シワを予防することもおすすめです。
真皮性シワ(小ジワ)

シワの深さが真皮に達し、V字型に陥没したシワです。加齢に伴い目尻や額などにでき、肌の弾力の低下や乾燥、紫外線によるダメージが主な原因です。ヒアルロン酸注入、フラクショナルレーザーで真皮層のコラーゲン、エラスチンを活性化し、ふっくらと弾力のある肌を作ることが大切です。
たるみジワ

たるみジワは、肌のタルミによってできるシワです。加齢に伴いコラーゲンやエラスチンなど肌を支える組織が失われ、皮膚が垂れ下がることでシワが目立つようになります。目尻、目の下、眉間、額、法令線などにでき、HIFUやヒアルロン酸注入などで改善できます。
まとめ
いかがだったでしょうか。以上がシワができにくい人の特徴と、シワの種類・治療法です。シワの種類によっても予防策や治療法は異なります。できてしまったシワを自力で改善することは難しいですが、これからシワを増やさない・悪化させないためにはセルフケアがとても重要になります。地道に頑張っていきましょう!