【医師監修】トーニングとフォトフェイシャルの違い
トーニングとは
トーニングとはレーザー照射をすることで、お肌全体のトーンアップを目指したり薄いシミに効果的な施術です。
低い出力のレーザーをお肌に照射することで、シミや色素沈着の元であるメラニンを破壊することでトーンアップに期待できます。
レーザー刺激により照射してから1週間程で皮膚のコラーゲンが増加します。そのため、お肌のトーンアップだけでなく、ハリ感も作ってくれます。
トーニングは2週間おきでの施術が可能でございます。
トーニングと一言ではいえ、 トーニングにもいくつか機械の種類があります。
代表的な機械をいくつかご紹介します。それぞれの機械の特徴は別の記事で解説します。
・ピコトーニング
・レーザートーニング
・Qスイッチヤグレーザー
・Qスイッチルビーレーザー
フォトフェイシャルとは
一方フォトフェイシャルは、光エネルギーを利用し、薄いシミやそばかす、くすみ、赤み、毛穴の開きなどを治療する施術です。フォトフェイシャルの光は狙いの箇所のみに反応するので、周囲の正常な組織への負担を最小限に抑えることができるのでダウンタイムが少ないため、日常的にできる施術です。
レーザートーニングとフォトフェイシャルの違い
仕組みの違い
ピコトーニングはレーザーを使用しているのに対し、フラクショナルは光を利用しています。
レーザーはピンポイントに照射が出来ることが特徴です。一方フォトフェイシャルは光を広範囲に照射することが出来ます。
また、レーザーと光にはそれぞれの波長があり、性質によって波長のパターンが異なってきます。
フォトフェイシャルは複数の波長を放つ「多波長」の性質を持っています。複数の波長があるため、さまざまなおなやみに対して使用できることが特徴です。
一方、レーザーは全てのエネルギーをひとつの波長に集中して活用できる「一波長」の性質を持っています。そのため治療できる範囲はピンポイントですが、高い効果を得られやすいとされている治療です。
効果の違い
ピコトーニングの主な効果は、肝斑や色素沈着、お肌のトーンアップ、ハリ感アップです。フォトフェイシャルには、毛穴の拡がる原因である皮脂の過剰分泌を抑える働きがあります。また、赤ら顔の改善、ニキビの原因であるアクネ菌を殺菌する効果もあります。
ダウンタイムの違い
レーザートーニングは特にダウンタイムはありません。
施術後に赤みが出る場合もありますが、数時間で治ります。
フォトフェイシャルの場合、シミの反応によっては瘡蓋が目立つ時期があります。瘡蓋は7日前後で剥がれ落ちます。