【医師監修】“昔はなかった”シミやイボ。増えてきた理由と対処法
「最近、急に顔にシミが増えてきた気がする」
「なんだか肌がザラザラしてる…」
「首やこめかみに小さなイボがポツポツ…前はなかったのに」
そんな“いつの間にか”の変化、感じていませんか?
30代後半〜60代にかけて急増する肌の悩みの一つが、シミやイボの増加。
「昔はこんな肌じゃなかったのに」と思いながら、
そのまま放置してしまっている方も多いのではないでしょうか。
今回のコラムでは、シミ・イボが年齢とともに増える本当の理由と、医療的な対処法について詳しくご紹介します。
なぜ今、シミやイボが増えてきたの?
加齢とともに起こる肌の変化には、いくつかの要因があります。
とくに以下のような蓄積型のダメージが、年齢とともに目に見えて表れるのです。
◎ 紫外線ダメージの蓄積
紫外線は、肌の奥深くにあるメラノサイト(色素細胞)を刺激し、メラニンを過剰に産生させます。
これが数年〜数十年かけて「シミ」として表面に現れてくるため、今見えているシミは“数年前の紫外線の結果”とも言えるのです。
◎ ターンオーバーの低下
年齢とともに、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)は緩やかになります。
すると、肌表面に残る古い細胞=メラニンや角質が排出されにくくなり、シミやざらつきの原因に。
◎ 摩擦や刺激の繰り返し
こすり洗いやマスク擦れ、洋服との接触などの摩擦も、肌の色素沈着やイボの一因に。
特に首やあご下、目元などは摩擦によるイボ(軟性線維腫や脂漏性角化症)ができやすいポイントです。
◎ ホルモンバランスの変化
女性ホルモンの影響によって、40代以降のシミ・くすみ・イボの発生が加速する方も少なくありません。妊娠・出産、更年期を経てホルモンバランスが変わることで、肌も変化していきます。
これらは自然に消える? ――答えはNO!
スキンケアや市販薬、美白化粧品を使っても、
できてしまったシミやイボは自然に消えることはほぼありません。
※妊娠などのホルモンバランスの変化によりできた肝斑は自然消退することがあります。
特に以下のような状態は、医療的アプローチが必要です。
◎よくあるご相談ケース
- シミが濃くなってきた/増えてきた
- ホクロかと思ったら盛り上がってきた
- 首やまぶたに“ぽつぽつ”と小さなイボが多数できている
- 美白化粧品では効果がなかった
Mavie Beauty Clinicで行う対処法
◎シミ(老人性色素斑・炎症後色素沈着など)
- ピンポイント除去:レーザー治療で狙ったシミを除去
- 顔全体のトーンアップ:レーザートーニングなどでメラニンの排出を促進
- アフターケア:肌の再生を助けるエレクトロポレーション・内服薬などを併用
◎イボ(脂漏性角化症・軟性線維腫)
- 炭酸ガスレーザー:肌をなめらかに整える除去治療
複数個所同時治療も可能です。
◎ホクロ
- 自然な仕上がりを意識した除去
- 色素の深さや形状に応じて最適な方法を選択
- 傷跡の目立ちにくさにも配慮しています
“取る”ことで得られるのは、肌の変化だけじゃない
除去治療を受けられた方から、よくいただくお声があります。
- 「肌のトーンが明るくなった気がする」
- 「ファンデがなめらかに乗るようになった」
- 「鏡を見るのが前より楽しくなった」
- 「もっと早くやればよかった!」
これらはすべて、見た目の変化だけでなく“気持ちの変化”でもあります。
肌のざらつきやシミは、毎日のメイクや鏡を見るたびに目に入るもの。
その「小さなストレス」が消えるだけでも、気持ちは大きく変わるのです。
まとめ:「昔はなかった」のは当然。でも「今あるもの」は対処できる
- シミ・イボ・ホクロは年齢とともに増える自然な変化
- でも、自然には消えない
- 放置せずに“医療の引き算”を選ぶことで、肌印象は大きく変わる
“歳を重ねること”は避けられなくても、
“老けて見せない努力”は、自分の選択でできること。
肌に現れる変化を見極め、最適な除去治療と美肌ケアをはじめませんか。
●お問い合わせ
東京都渋谷区神宮前六丁目28番6 キュープラザ原宿5F
TEL 03-6421-0930(受付時間 10:00〜19:00)※月曜日、木曜日休診
●交通アクセス
・東京メトロ千代田線・副都心線 「明治神宮前」駅 7番出口 徒歩2分
・JR山手線「原宿」駅 徒歩6分
・東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線 「表参道」駅 徒歩10分