しわ・たるみ
近年、美容医療に対する意識の高まりの中、とくに注目を浴びているのが、しわ治療・たるみ治療です。
「しわ・たるみ」は老化の現象の中でも最も顕著にあらわれ、自覚しやすいポイントになります。老人のイラストを描く時に必ず描かれるのは「しわ」の線であり、それだけ老化の特徴として人々の頭には刷り込まれています。また、しわの種類においても「表皮性しわ」「真皮性しわ」「ちりめんじわ」「表情じわ」「たるみじわ」といった様々な名称で表現されています。
しわ・たるみは、内的要因だけでも「皮下脂肪の下垂」「表情筋やSMAS筋膜の弛緩」「皮膚の弾力低下」「骨密度・骨量の低下」といった様々な原因があります。外的要因には紫外線・喫煙・食生活・睡眠不足などがあげられますが、内的要因にアプローチすることが最も改善効果が期待されます。
昔はしわ・たるみを治療するにはお顔にメスをいれるフェイスリフトなどの外科治療が代表とされていましたが、昨今では新しく開発された医薬品・医療機器により、メスを使わない美容皮膚科の領域による治療が普及してきました。実際に日本美容外科学会の美容医療実態調査によると非外科的施術全体は急増しております。https://www.jsaps.com/jsaps_explore_5.html
メスを使わない、しわ・たるみ治療としてはボツリヌストキシン(ボトックス)治療やヒアルロン酸といった厚生労働省から承認を得た治療法が確立されており、さらには医療HIFU、スレッドリフトといったダウンタイム(回復期間)が極めて短い治療も毎年何らかの形でアップデートされており、それらを反映した多彩なラインナップを当院は取り揃えております。
いずれの治療も解剖学的な老化に対するアプローチになるため、患者さま本人の満足度はもちろん、統計学的にも意味をもった治療が提供できる時代となりました。また、これらの治療は周囲に気づかれず、ごく自然な変化を求められるケースにもお応えすることが可能です。しわ・たるみに関して多様なご相談・ご要望があればぜひ気兼ねなくご相談ください。