目元
目の印象が変わるだけで顔全体の雰囲気が変わるのは、日常生活においても多く実感するところではないでしょうか。
日本においては「目は口ほどに物を言う」「目力」といった文言がありますし、目から人の表情や感情を読み取るという慣習があります。このため、日本においては目元・目周りに興味が集まっていることはごく自然な文化であり、美容医療にもそのトレンドが現れております。
ISAPS(国際美容外科学会)の発表(https://www.isaps.org/media/evbbfapi/isaps-global-survey_2020.pdf)によると、2020年の日本の美容外科手術の64.6%は二重整形(Eyelid Surgery)であることが発表されています。もともと欧米に比べてアジア人は目周り(二重)に関するお悩みが多く見られる傾向にありましたが、世界的に著名な国際学会からも顕著な数字として現れています。
そもそも、日本人が気にしている「二重のまぶた」と、「一重のまぶたの違い」ですが、どれだけの人が正しく理解されているでしょうか。
違いを一言でいうと「瞼(まぶた)の皮膚と、その下の筋肉との癒着があるかないか」になります。皮膚と筋肉の癒着がしっかりとあれば、目を開いた時にまぶたは綺麗に折りたたまれ、横方向にしわができ、二重となります。
また、二重のラインにも色々なパターンがあるため、近年では特に個別化された嗜好性があります。このため、同じ二重でもどのようにデザインをすればよいのかは人により千差万別になります。
また、経結膜脱脂といった、目の下のふくらみ(脂肪)や、眼瞼下垂といった加齢による目周りの悩みも多く寄せられます。瞼に直接オペをする以外の方法として、非外科(美容皮膚科)的に目周りにアプローチする手法も整ってきました。勿論、効果発現の速さや持続性においては、各治療において異なりますので、当院の目元・目周り治療の施術ページをご参考ください。