歯科矯正やホワイトニング、インプラントなどは一般的に「審美歯科」「美容歯科」と呼ばれますが、基本的な歯学を学べていなければ口元全体のお悩みを解決することはできません。歯学は口腔顎顔面領域に関する外傷や疾患の性状、原因についての知識を蓄積し、その予防・診断・治療の方法を開発する学問であり、当院の医療法人はもともと東京都内において、80年に渡り歯科治療を提供してきた信頼と実績がございます。このため、当領域については非常に高い専門性をもった治療提案が可能となります。

とりわけ口元の美しさに大きく関わってくるのが「Eライン（Esthetic line）」であると提唱されています。Eラインとは、鼻先と顎先を一直線に結んだラインのことを指し、このラインよりも内側に唇が収まっている横顔が美しいとされています。1954年に歯科医師であるロバート・リケッツが提唱した非常に有名な美の基準となります。

横顔自体は自分自身で確かめる機会はそれほど多くないのですが、人からはあらゆる角度から見られていますし、「美しい横顔」は正面から見たお顔よりもインパクトが残りやすいことがあります。

ご自身で人差し指を鼻の頭と顎先に当てた時、唇は人差し指についていないでしょうか？残念ながら日本人は欧米人と比べて鼻が低く、口元も前に出ている方が多いため、Eラインといった横顔の美しさに対して不満を持つ方が多数おられます。他にも、歯軋り、ガミースマイルはもちろん、口周りの深いしわにおける悩みなど、先天性の症状から、加齢による症状まで口元のお悩みは多種多様なため、適切なカウセリング・治療が重要です。