【医師監修】背中ニキビの原因と改善方法
夏本番直前!背中の開いた洋服を着たり、水着になった時に鏡を見てびっくり。気づかないうちにできていた背中のニキビ…露出が増える夏までには改善したいですよね。
本記事では背中ニキビの原因と改善方法について解説します。背中ニキビにお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
背中ニキビの特徴
背中にできるニキビは「アクネ菌」もしくは、「黄色ブドウ球菌」「マラセチア菌」が原因となり発生すると言われています。
・アクネ菌によってニキビが発生する場合は、過剰に分泌された皮脂や汚れが毛穴に溜まることで、毛穴の内部でアクネ菌が増殖してニキビになります。
・黄色ブドウ球菌が原因の場合、肌にできた傷などから細菌が侵入することで炎症を起こします。
・マラセチア菌が原因の場合、皮脂が多い状態や高温多湿の状態であると、毛穴の中で菌が増殖して炎症を起こします。
放っておくと痕が残る
背中に限らずですが、ニキビの進行には色でわかるように段階があります。
白ニキビ→黒ニキビ→赤ニキビ→黄ニキビと悪化していきます。
黄ニキビまで進行すると、ニキビ跡として残る可能性が高くなります。そのため、早めに治療しないと炎症が一気に悪化し、長期化すると痕になってしまいます。
背中ニキビの原因
- 皮脂の過剰分泌
- 脂質の多い偏った食生活
- 汗からの雑菌の繁殖
- ストレス
- 睡眠不足などの不規則な生活
- シャンプーやリンスの洗い残し
予防策
- 正しい食生活や十分な睡眠をとって、規則正しい生活を送る
- 適度にストレスを発散する
- 衣類や寝具など肌に触れるものの清潔を保つ
- シャンプーやリンスの流し残しがないように注意する
クリニックによるおすすめ治療3選
①ハイドラジェントル
ハイドラジェントルとは水流の力を使い、古い角質や毛穴の汚れを取り除く治療法です。3種類の薬液を使い、クレンジング・ピーリング・美容液導入の3つのケアが可能です。
②背中ピーリング
酸性の薬剤を肌に塗り、古い角質や表皮をはがすことで毛穴つまりなどを解消するだけでなく、ターンオーバーの改善に期待できる治療です。但し、ニキビによる炎症の状態によっては、それが改善してからとなります。
③医療脱毛
毛穴が黒ずんでいる原因は汚れだけではなく、毛穴の詰まりである可能性があります。そのため、背中を脱毛し毛根にダメージを与えていくこともおすすめです。毛穴が小さくなり目立ちずらくなるだけでなく、皮脂や汗などの汚れが溜まりづらくなることでニキビができにくくなります。
以上が背中ニキビに関する記事です。いかがだったでしょうか。当院ではカウンセリングを通して、お客様に適切な治療法を提案させていただいております。カウンセリングのみのご予約も受け付けておりますので、お気軽にご相談くださいませ。
監修医師 三浦 梢
経歴
2009年 東京慈恵会医科大学医学部卒業
厚木市立病院勤務
2011年 横浜労災病院勤務
2014年 東京慈恵会医科大学麻酔科学講座
東京都内美容クリニック勤務
2016年 済生会横浜市東部病院勤務
東京都内美容クリニック勤務
2023年 Mavie Beauty Clinic入職
資格・所属
・日本麻酔科学会認定医/専門医
・厚生労働省麻酔科標榜医
・ボトックスビスタ認定医
・ジュビダームビスタ認定医