【医師監修】ほうれい線を消したい!効果的な治療とは
年齢を重ねるとともに、ほうれい線が目立ってきた…とお悩みの方も多いのではないでしょうか。何もケアせずに放っておくとほうれい線は深くなってしまいます。年齢を感じさせるほうれい線。医療機関でできる治療をご紹介します。
ほうれい線ができる原因
①脂肪によるたるみ
若い頃は頬の辺りにあった皮下脂肪が、年齢を重ねるとともに下垂します。また、口周りの皮下脂肪の量が減ることで、溝が深くなりほうれい線が目立ってしまいます。頬のたるみは急激な体重の増減によっても出易くなります。
②骨密度の減少
③真皮(肌)内の組織減少
加齢によって真皮内の肌のハリ・弾力性を持たせているコラーゲン線維やエラスチン、靭帯が劣化します。これらを産生する線維芽細胞も機能低下や損傷され、肌の弾力が減少していきます。結果頬の重みに耐えられず谷底のようなシワができてしまうのです。
また、紫外線やブルーライトなどの光老化が追い打ちをかけ、一度できると非常に戻りにくくなります。
④表情筋の衰え
⑤肌の乾燥
肌が乾燥するとほうれい線だけでなく、しわを目立たせてしまいます。また、年齢を重ねるとともに皮脂の分泌量は減るので乾燥しやすくなります。そのため、日頃から十分な保湿が大切です。
⑥骨格の歪み
顔の骨(顎骨)の歪みはもちろんのこと、骨盤の歪みもほうれい線を目立たせる原因になり得ます。骨盤が歪むことで、肩と一緒に鎖骨まで下がるため顔の筋肉も下垂し、ほうれい線が目立つようになります。
オススメの治療
医療HIFU
HIFU(ハイフ)とは、「高密度焦点式超音波」と言い、熱で皮膚の内側から肌を引き締める治療のことです。当院で取り扱っている機器は、均等に皮膚の深い層と浅い層へのアプローチが可能です。そのため、引き上げと引き締め効果を同時に実現することが期待できます。
針やメスを使わないため、美容医療が初めての方でもハードルが低く始められる人気な治療です。
ヒアルロン酸注入
ほうれい線のような深い溝をヒアルロン酸で埋めることができます。医師が微調整しながら注入していき、治療直後から効果を実感できます。また、ヒアルロン酸は体内に元々存在する物質なので、副作用も起こりにくく安全性が高いです。
監修医師 三浦 梢
経歴
2009年 東京慈恵会医科大学医学部卒業
厚木市立病院勤務
2011年 横浜労災病院勤務
2014年 東京慈恵会医科大学麻酔科学講座
東京都内美容クリニック勤務
2016年 済生会横浜市東部病院勤務
東京都内美容クリニック勤務
2023年 Mavie Beauty Clinic入職
資格・所属
・日本麻酔科学会認定医/専門医
・厚生労働省麻酔科標榜医
・ボトックスビスタ認定医
・ジュビダームビスタ認定医