【医師監修】シワをできにくくするには?
年齢とともに増えていくシワ。更に、シワもどんどん深くなっていく…
シワはなぜできるのか
シワはなぜできてしまうのでしょうか?まず、シワは大きく2つの種類に分けることができます。それぞれの特徴とシワができる原因をご紹介します。
表皮生のシワ
表皮性のシワは肌表面に現れます。このシワはちりめんじわと言われているシワになります。原因は主に乾燥によるものです。肌表面にできる浅いシワであるため、保湿をすることで改善できる可能性が高くなります。
真皮生のシワ
真皮性のシワは表皮よりもさらに深い層である「真皮」という層に現れます。真皮層には水分やヒアルロン酸、コラーゲンなどの肌の弾力を保つために必要不可欠な成分が多く存在します。真皮層が加齢による老化や、紫外線が原因となる光老化などにより変性してしまい、弾力を保つ力が弱くなることでシワが生じます。
シワの定着を避けるためには?
シワが定着しないように、日常で気をつけるべき習慣をご紹介します。
徹底した紫外線対策
肌の老化は、加齢によるものと紫外線による光老化がありますが、老化の80%は紫外線が原因である光老化だと言われています。
紫外線は、コラーゲンやエラスチンなど肌の弾力に必要な繊維や細胞を破壊します。このため真皮層の弾力がなくなりシワの定着につながってしまいます。
紫外線は年間を通して降り注いでいるため、日焼け止めは1年中塗ることが大切です。
たっぷり保湿
浅い層にできる表皮性のシワは保湿をすることで改善される可能性が高いため、たっぷりと保湿をする事が大切です。特に目元や口元など皮膚が薄く乾燥しやすい部分は念入りに保湿することがポイントです。
表情シワにも注意
表情を変えたときにできる、表情の癖は年齢を重ねていくと定着し、シワになります。
眉間や額などシワができやすくなるので特に注意が必要です。
できてしまったシワには早めの施術を!
予防策をご紹介しましたが、すでに刻まれてしまったシワには早めの治療がおすすめです。シワが更に深くなる前に治療しましょう。最後にシワ改善が期待できる施術を3つご紹介します。
ボトックス
コラーゲンブースター(ジャルプロ)
医療ハイフ
監修医師 榎本さやか
経歴
2001年 聖マリアンナ医科大学卒業
聖アリアンナ医科大学病院乳腺外科
2004年 聖マリアンナ医科大学病院形成外科
2005年 国立病院機構熊本医療センター形成外科
2006年 聖マリアンナ医科大学病院形成外科
2008年 都内クリニック非常勤