【医師監修】毛穴の開きってどうすればいいの？

・ダーマペン4
・ヴェルベットスキン
・フラクショナルレーザー
まとめ

お顔の毛穴で悩まれている方は多いと思います。鏡を見るたびに頬や鼻周りの毛穴開きが気になる…　　メイクのノリが悪くなったり、ファンデーションでも隠しきれない毛穴をどうにかしたい！と思われてる方。

セルフケアで、開き毛穴を改善するのはなかなか難しいと言われています。毛穴の開きを改善するためには皮膚の真皮層に存在している線維芽細胞を刺激する必要があります。　

開き毛穴に対してどのような治療法があるのか、ご紹介します。

・ダーマペン4

16本のステンレス製の極細針が1秒間に約120回高速振動することで、肌表面に目に見えないほどの微小な穴を垂直に開けます。ダーマペンは古い皮膚を新しい皮膚へと生まれ変わらせ、お肌の修復する力を利用する施術です。真皮層の線維芽細胞を刺激することで、コラーゲンやエラスチンが生成されることで、ハリ感・艶感を出すこともできます。

mavie beauty clinicではダーマペン4を導入しており、従来のダーマペンに比べ、スピード、針の軸の安定性など、優れた特性により皮膚への負担や痛みを軽減し短時間の施術で高い効果を出すことができます

・ヴェルベットスキン

ヴェルベットスキンはダーマペンにPRX−T33というピーリングを組み合わせたものです。ダーマペンの細かな針で刺激を受けた皮膚は、コラーゲンやエラスチンなどの美容成分を増やしながら傷を修復(創傷治癒)していきます。さらに薬剤塗布で＋αの効果を得られます。

PRX−T33とは、高濃度トリクロロ酢酸（TCA）と低濃度過酸化水素（H2O2）とコウジ酸を主成分とする薬剤です。皮膚に塗布して、線維芽細胞を活性化させることでコラーゲンの生成を促進します。マッサージしながら肌の真皮深層にまで働きかけるため、「マッサージピール」とも呼ばれています。
直後から肌がツルツルになり、次第にハリ感・弾力を取り戻していきます。回数を重ねることで毛穴の開きも改善されます。ピーリング単体での施術もありますが、ダーマペンと併用することでより効果を発揮します。

・フラクショナルレーザー

皮膚にレーザーを照射し、肌の中に格子状の気泡を作り、物理的なダメージを与えます。それにより真皮の線維芽細胞を刺激・活性化させることでコラーゲン産生作用を促し、シワ、毛穴の改善など肌本来の弾力を取り戻します。ざらつきや毛穴の開きがなくなることでキメを細かくしてくれる効果を期待できる治療方法です。ダーマペンやヴェルベットスキンのように肌表面に穴を開けるわけではないので、色素沈着のリスクがありません。

照射の強さによって、低出力〜高出力があります。低出力では真皮層の再生を促し、ハリ・ツヤを出します。中〜高出力では、毛穴やニキビ跡に対応します。低出力ではダウンタイムはほとんどありません。中〜高出力では、施術後、腫脹・発赤・点状出血などが1週間〜10日間ほど続くことがあります。また施術前に麻酔が必要です。